米Archer Aviationが、eVTOL「Midnight」による都市間フライトツアー「No Roads」を始めた。

最初の飛行では、カリフォルニア州のサリナスとホリスターの間を往復。車なら片道40分以上かかる区間を、約12分で飛んで見せた。時速125マイル(約200km)、高度3,550フィート(約1,000m)での飛行だ。

ツアー名の「No Roads」が示す通り、狙いは明快だ。渋滞を飛び越え、静かで、排出ガスもない——電動エアタクシーの利点を、実際の都市間飛行で示す。今後モントレー、サンノゼ、オークランド、サンフランシスコと、北カリフォルニアの各都市を巡る。

Archerには明確な目標がある。2028年のロサンゼルス五輪だ。同社はこの五輪の「公式エアタクシー事業者」に選ばれており、今回のツアーはその実運用に向けた準備でもあり、8月だけで70回以上の試験飛行を重ねてきた。